アクションカメラの購入を検討して、ある程度調べた方なら分かると思いますが購入候補に上がるのはズバリ…
アクションカメラ界の王道、GoProシリーズの最新モデルである「GoPro HERO8」
そしてそれに対をなすのがドローンの製作会社DJIの「Osmo Action」
この二つではないでしょうか?
ちなみに私はOsmoActionを購入しました。
ギリギリまでどちらを買うか非常に悩みました。どこが違うのか徹底的に調べて結局両方レンタルして使ってみたので他サイトにはない違いがお伝え出来ると思います。
ただし!
私はビデオカメラには特別詳しくなかったので、私のように単純にアクションカメラを買いたいけどどっちを選べばいいか分からない!初心者にも分かりやすく教えて!という方向けになるべくかみ砕いて説明したいと思います。
他サイトのようにスペックを並べられても分かりにくいと思うので片方より優れている点をピックアップして紹介します。
GoPro HERO8の優れている点
それではまずはGoProの優れている点を見ていきましょう。
色合いが綺麗
これはワタナベカズマサさん(チャンネルページはこちら)という方がyoutubeで2機種を比較されている動画の一部を引用させていただきました。
この画像を見れば一目瞭然でしょう。
左がOsmoActionで右がGoProです。
なんといってもGoProの方が色鮮やかですね。
スマホでも写真を鮮やかにするフィルターがありますがそれがかかっているイメージでしょうか。
おそらく実際に目で見た景色より色味が濃くなるようです。それに対してOsmoActionはあくまで見たままの景色、といった印象を受けます。
画角が広い
もう一度先ほどの写真を見比べて見てください。
「画角」というのは、ようはどれだけ広い範囲を撮れるかという事です。
これもOsmoActionよりGoProのほうに軍配が上がります。
特に顕著に表れるのが自撮りをする時です。
私もよく自撮りをしますがジンバル(アクションカメラにつける自撮り棒)を付けている時は自分とカメラとの距離を取れるので背景も広く映りますが、つけてない場合は距離が近くなるので自分が大きく映ってしまい、後ろがあまり映らない事が多いです。そういった時にこの画角が広いほうがいいな、と実感するようになりました。
タイムワープの途中で標準速度に戻せる
これが個人的には非常に良いポイントです!!!
ではまず知らない人のためにタイムワープという機能がどういった機能か見てもらいましょう。こちらの動画が分かりやすいです。
ようは早送り動画のように撮れるのがタイムワープという機能です。
この機能自体はどちらの機種にも搭載されているのですが、途中でリアルの再生速度に戻したりまた早送りにしたり、というのが出来るのがGoProだけなのです。
タイムラプス機能は旅行先の観光や街歩きだけでも撮ってみると楽しいし、あとから見返すのも面白いのでよく使うのですが途中で再生速度を戻せるとより楽しいでしょう。これはほんとに羨ましいです。
アクセサリーを付けるためのアタッチメントが本体に付いている
アクションカメラにおいてジンバル(自撮り棒)は付けない選択肢はないと思います。
GoProの場合は本体の下部分から折りたたんでいる足を出すことが出来ます。
しかしOsmoActionの場合はそれを付けるためにケースを付ける必要があります。
本体とケース(購入時に付属)はコチラ。
ケースを付けるとちょっとゴツくなっちゃいます。
また、ケースを付けてしまうと横の蓋が開けられなくなるのでSDカードの入れ替えや、充電時にいちいちケースを外す必要があるので面倒です。特に旅行時にはバッテリーの交換や充電を行うのでケース邪魔だな~と思う事が多いです。
以上がGoPro8の優れている点です!
Osmo Actionの優れている点
次はOsmo Actionの優れている点をご紹介します。
なんといっても動作がサクサク
これは圧倒的にOsmo Actionが勝ります。
例えるならGoProは遅いandroidスマホでOsmoActionはiPhoneといった感じです。
タッチやスワイプした時にちょっと遅れて反応するのがGoProで、OsmoActionは全くそういった事は感じられません。これに関しては以下の動画の下記の箇所を見てもらえれば非常に分かりやすいです。
(Osmo Actionは1分30秒~ GoProは4分50秒~)
動作の軽さは起動の速さにも表れています。以下の動画が分かりやすいですね。
前面画面が便利
OsmoAction最大の有利な特徴として全面ディスプレイがあります。
これはめちゃくちゃ便利です。というかこれが決め手となって私はOsmoActionを選びました。
メインディスプレイと前面ディスプレイの切り替えもボタン一つで一瞬ですし、なにより自撮りで最強です。
彼女とのデートや旅行の時には大活躍でしょう。
対してGoProは別売りのモニターを装着することで同じような使い方は一応出来ます。
ただし、このディスプレイがそこそこ高い(税抜き9500円)というのと、それするなら絶対OsmoActionの方がいいよねってなります。
バッテリー持ちが良い
GoProとOsmoActionで全く同じ条件で撮影した場合、OsmoActionの方がバッテリー持ちが良かったというデータがあります。
ただし何時間も持ちが違う程の違いではなかったので参考程度に思ってもらえるといいです。
使用できるSDカードの容量がデカイ
これはどちらかと言うとGoProが弱いという意味ですが、GoProは使用できるSDカードの容量が小さいのです。
というのもGoProは64GのSDカードが推奨されており、実際にGoProの中の人が「64GBが推奨です。128GB以上は何故か安定しません。」と言っているほど大容量のSDカードは不具合が起こるようです。特に残り容量が少なくなってくるとエラーが起こるらしいです。
具体例を調べて見ると
「録画中は録画が進行しているように見え、停止も正常に見えますが、いざ撮ったものを再生させようとすると、SDに記録されていないということがかなりの頻度であります。」
とのことです。致命的ですよね。おとなしく64GBを使うしかないですね。
それに対してOsmoActionは256GBまで使用出来ますし、私も実際に256GBのSDカードを1年以上使っていますが一度も不具合は起こっていません。
ちなみにOsmoAction用のmicroSDカードは私のイチ押しを記事にしているので検討されている方は覗いてみてくださいね。
ちなみに、GoProで旅行に行く時は64GBのSDカードを複数枚持ち歩いて入れ替える必要が出てくると思うのですがこれが非常に怖いです。なぜかというとmicroSDカードは非常に薄く小さくて落としやすく、風なんか吹こうもんなら余裕で飛んでいきます。大事なデータを守るという意味でもやはり大容量のSDカードを使いたいものです。
随時アップデートされる
OsmoActionを買う決め手の一つとなったのがこのアップデートです。
実は上で紹介した早送り録画(ハイパーラプス)機能、元々OsmoActionには搭載されていなかった機能なんですよ。
でも途中でアップデートが入って使えるようになったのです。
つまり今後もどんどん新機能が追加されていくわけです。僕が羨ましいと書いた、「早送り録画中に普通の速度に戻せる」機能ものちのち搭載されると思います。
そういう将来性も秘めているのがOsmoActionです。
価格が安い
これは非常にシンプルにOsmoActionの方が価格が安いです。
amazon価格にしてGoPro8は49800円なのに対してOsmoActionは30000円と約20000円もの開きがあります。
めちゃくちゃデカイです。
20000円あったら周りのアクセサリー揃えまくってもまだGoPro8より安いです。
私はこういう理由でOsmoActionを選んだ!
ここまで私が実際に使って感じた両者の長所(短所も)を紹介してきました。
レンタル期間に両方使い倒してみて、最終的に私はOsmoActionを選びました。
大きな決め手は以下です。
・両方使うとGoProの操作の遅さに耐えられない
・今後もアップデートで機能が追加される可能性が高い
・20000円の差を埋めるほどGoProが勝っているとは思えない
普段どういう使い方をするかを考えたのと、将来性的にもアップデートがあるOsmoActionに軍配があがりました。
価格面に関しては仮に10000円の差だったとしても私はOsmoActionを選びます。
同じ価格でやっとちょっと考えるぐらいですかね。
以上、少しは参考になったでしょうか?
あくまでどこに重きを置くか、だと思うのでよく考えて見てくださいね!